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昭和の魚屋さんのように宝石を売る

2018/07/11 【ひとりごと】

昭和の魚屋さんのように宝石を売る

お茶会金沢01.jpg

いつも石屋さんから聞かれるセリフがあります

それはもう昔からなんですが


この宝石の仕事を始めたころから

ずっと言われる、聞かれるセリフなんです





Kreisブルートパーズナチュラル角06.jpg

何が売れていますか


これ すごく違和感があるんです

昔から いやなんです







サファイアツーソン02.jpg

なんだ

普通じゃん、よく言うセリフでしょ

と思うかも知れません





わかりますよ、売りに来ているから

売れているものを聞きたい  当然のことです








ムーンシュタイナートパーズカラーレス06.jpg


でもね

ちょっとムッとします いや大人ですから怒りませんよ

反論もしません







お茶会京都2015春00.jpg


リサーチも大切なんですけど もちろん


しかし

その前に この石おすすめなんです、

この色観てください

カットもいいでしょう 最近出たんですこの原石!








原石とルース18.jpg

そういうセリフが全くないんです


私は

お客さまに対して


本当に美しいからこそ おすすめしたい宝石をご紹介してます



それはお客さまも知らないような

我々 プロが見つけてきた逸品をご紹介したいんです


もちろんリクエストの石でもいいんですけど

カットが素晴らしいとか

色合いがものすごく鮮やかとか



それは石の種類ではない

石の人気ではない


その宝石個体の美しさをおすすめしたいんです





ドイツ2014レポート23.jpg

だから

自分の脚で買い付けに行くんです



買い付けてきた美しい宝石たちを

それぞれの石をご紹介すること



何が売れているではない

おすすめしてお買い上げいただくんです





ドイツ2015Mayレポート33.jpg

昭和の魚屋さんは

その日に捕れた新鮮な魚を


お客さまと対話しながら売ります 何がその日に捕れるかわからない

とにかく旬




アジが人気だからとか

マグロが売れるからとか


そういうことではなく 今の旬をおすすめして感動してもらう






エメラルド00.jpg


宝石もたくさん採れません

まして本当に美しい石はごくごく限られている



何が売れるではない

その時の買い付けで厳選した美しいものをご紹介すること


それがお客さまに感動していただけて

結果 売れたということでしかない





だから

このセリフは好ましくない



プロならもっと熱をもって勧めろよ と思ってしまうんです



データは結果でしかない


データは大切だけれども

もっと大切なものがある。。。



お客さまに感動してもらうためにすることが沢山ある

これはどの業界にもいえることだと思います



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