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オリジナルジュエリー製作

101番目の小さな宝石店TOP > デザイナーの想い

学生時代より美術・デザインを学び、様々な美術の世界を知る。
編集デザインスタッフ等を経験後、パライバトルマリンの美しさに
魅了され、ジュエリーの世界へ。

1995年7月 GIA JAPAN(東京教室)にてGG取得
1999年4月 GIA ジュエリーデザインクラス卒業
同年GIA(アメリカ本部)で実施されたデザインコンテスト
「GIA George A.Schuetz  Jewelry Design Contest」 第2位入賞
2000年10月 GIA ワックスモデリングクラス卒業
2001年4月 ベルデライト 青山サロン開設
2007年5月 西麻布にサロンを移転

出来上がるまでの工程

石があって、デザインがある

 

デザインをするうえでの、先生のこだわりはありますか?

石があってデザインがある

私は、石がないとデザインできないし、したくないんです。“石があって、デザインがある”と常々思っているので。
ですから、デザインをする前には、必ず石を受け取りに行くんです。普通は、デザインがあって、石をはめこむのが一般的なんですが、そういうのが嫌いなんですね。
色石の会社に入って営業をしていた時に、デザイン企画が先にあって、その企画に合う石を探して注文を受けていたという経験があるんです。でも、宝石って工業製品じゃないんだから、材料を用意して作りました、はいできました、というものじゃないという思いが次第次第にすりこまれていったんだと思います。
石は、1個ずつ色味や輝きが違うので、その石にあったデザインがあると思っているんですよ。石も生きてるんです。オリジナルオーダーのものは特に、その石を生かしたデザインのものを作ろうと思っているので、それにはやはり、石を見せてもらわないと、デザインしたくないんですよね。

こんなすてきな宝石があるのを、みんなに知ってもらいたい

 

宝石の世界に入ったきっかけは何ですか?

石があってデザインがある

実は私、以前は、宝石の業界誌の編集記者をやっていたんです。もともと宝石が好きだったというのもあったのですが、好きだけども手に届かないものが多いと思っていたんですね。ですから、業界誌のほうの世界に入ったんです。

その業界誌は専門誌ですが、一般の書店にも置いてあったんですね。それで、この雑誌を、一般の人がファッション誌みたいに手に取って読んで欲しい。そんな本が作れるんじゃないかと思って、業界誌に入りました。
実際はやはり、業界のからみとかいろいろあって、そう簡単には思うような方向にはならず、そこでいったん挫折を味わってしまったんです。

そんな中、ある日取材に行った宝石の新作発表会で、パライバトルマリンが置いてあって・・・。 「わぁ、これは何てきれいなジュエリーなんだろう」って感激したんです。 そして、こんなすてきな宝石があるのを、みんなに知ってもらいたいと思ったんです。それが、私の一番の原点ですね。この石に出会っていなかったら、今こういうことをしていなかっただろうと思います。

 

パライバトルマリンとは、どんな石ですか?
1980年代に、ブラジルのパライバ州という所で、ほんのわずかな間だけ産出されたトルマリンです。ネオンカラーといわれる蛍光色の色合いが特徴で、それがとても魅力的だということで人気があります。でも、人気があるということと、ほんのちょっとだけしか産出されていないという理由で、どんどん値段が高くなっているんですね。

どうしても宝石の仕事がしたいと思って

 

パライバとの運命の出会いのあとは、どうされたのですか?

結局、業界誌の部分で、一般の人に宝石の魅力を伝えることは無理だと思いまして、出版社をやめてしまいました。そのあと、いったんは別の仕事をしていたのですが、やはりどうしても宝石の仕事がしたいと思って、宝石関係の会社の方に相談をしたんです。

自分としては、今度は宝石を作るほうの会社に入りたいと思っていたのですが、宝石業界って、高額なものを扱っているせいか、求人がほとんどなく、あっても縁故採用が多いと言われまして。じゃあ、そっちの線から業界に入るのは無理なんだなと思ったので、今度は宝石の勉強をしようと、GIAに入りました。そこでは、鑑別のクラスに入ったんですが、そこで青木さんに初めて出会ったんです。

 

GIAでは、どのような経験をされましたか?
クラスでは、12人のうち10人が業界関係者の二世という状況でした。
そんな中で、青木さんは、いずれは独立する気で本気で頑張っていましたね。
私のほうは、最初はファッションコーディネート的な部分をやりたいと思っていたのですが、途中からデザインの勉強を始めたことから、少しずつ気持ちが変化していきました。

 

卒業後は、どうされたのですか?
GIAを卒業したあと、色石の会社に入ったんです。そこでは、ジュエリーメーカーさんやデザイナーさんに商品を卸売りする仕事をしていました。
でも、デザイナーさんは、新しい石やきれいな石など、自分が気に入れば知名度関係なく買ってくれるんですが、メーカーさんは、知名度が高く、しかも品質がそろっていて、形や大きさもそろっているものじゃないと買ってくれないんですよ。結局、薄利多売なので。

 

そこでも、問題が生じてきてしまったわけですね。

そうですね。宝石って、そもそも大量生産できるものではないんですよ。でも、日本のメーカーさんは、そういうところを求めてしまいますので、無理が生じるんです。結局、そういう売り方をしていると、お客様のほうもそういうものだと思ってしまうんですね。宝石というのは天然のものだから、本来1個しかない。同じものがあったとしても、どこかしら色合いが違う、形が違うっていうのが出てくるということを、みなさんご存知ないんですね。

ですから、誰かがこのことを言っていかないと、一般の人には伝わっていかない。けれども、メーカーさんはそれをやらない。小売店さんも名のある石しか売らないという状態だったんです。「何か違うな」と思って、「じゃあ、私が自分で石を売ろう」と思ったんですね。
ですが、色石屋で営業をしていると、みなさん「石だけ買ってもねぇ」とおっしゃるんです。自分ではデザインできないし、作れるわけでもないし、石だけ持っていてもしょうがないって。

独立

 

そこで、ひとつの決断をされたわけですね。
やはり宝石って、身に着けてこそじゃないですか。じゃあ、私がジュエリーのデザインをして、お作りして差し上げますということで、独立して、オリジナルジュエリーのデザインを始めたんです。
そして、それとほぼ同時期に、101番目の小さな宝石店も始まっていたというわけです。ほんとに、青木さんがいてくれたから、私はデザインをやっていられるんだと思っています。

 

宝石のリフォームをされる方は多いですか?
リフォームされるお客様も、結構いらっしゃいますよ。
お客様は、もともと宝石が好きな方が多いんですが、例えば、手元にあるんだけど、デザインが気に入らないのでリフォームして使いたいというご要望とかも出て来るので、それに合わせたデザインを新たに起こすという作業もしています。
その場合も、事前に必ず石を送ってもらって、見させていただきますね。その点に関しては徹底しています。
リフォームの他にも、例えば最初にリングを作ったとして、そのあとしばらくたってから、おそろいのペンダントトップが欲しくなった時に、同じお店に頼めば、おそろいのニュアンスで作ることができるので、そういう楽しみ方もできますよね。

 

このお仕事をされる上での想いみたいなものはありますか?

このお仕事をされる上での想い

私がこの仕事をやっている根本として一番思うのは、「だまされたと思って欲しくない」ということなんです。
宝石を買う人の想いって、単に好きとか、きれいだから欲しいとか、何かの記念だから買うとか、いろいろきっかけがあるじゃないですか。

それで、その時買ったものが本当に良いものであれば、何の問題もないけれども、あとで実は騙されていたとか、詐欺にあったとかいう場合もあるわけですよね。例えば、本当はそこまでの金額ではないのに高額で買ってしまったとか、どこかのフェアとかに行って、その会場の雰囲気で買ってしまったとか。そうすると、自分はホントは買うつもりじゃなかったのに買わされてしまったという思いが残ってしまうから、その宝石自体には罪はないのに、見るたびにイヤな思いをしちゃうわけですよね。そういうのって、すごく悲しいと思うんです。

宝石って、きれいで楽しいもの、見てて幸せになれるものですし、私自身もいつも幸せでいられるものですから、お客様がいいものを買って満足だと思っていただけるように、日々活動しています。

ジュエリーを楽しんでください

 

初めてホームページに来られたお客様に向けてのメッセージはありますか?
「ジュエリーを楽しんでください」ということですね。
ジュエリーは、すごい高嶺の花でもないし、特別なものでもないので、日々身近に楽しんでいただけたらと思います。

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